三重県四日市で池田満寿夫の「黒鷲津」を買い取りました。

池田満寿夫さんは画業、版画、彫刻、陶芸、映画監督など多岐にわたる活動をされた方です。こちらの作品は限定数30個で制作された花器で黒鷲津という作品になります。

当店では8万円で販売させていただいております。(在庫数に限りがありますので売り切れの場合はご容赦願います。)

池田満寿夫さんは1997年に63歳でお亡くなりになられており、高名な物故作家であるにも関わらずお求めやすい価格ではないでしょうか。

また当店、三冬花では様々なお品物の買取に力を入れており、骨董品、掛け軸、絵画、茶道具、陶磁器などの査定、買取をしております。

池田満寿夫について

昭和9(1934)年旧満州国奉天市生まれ。1997年没。享年63。
1945年、郷里の長野県長野市に帰る。
1952年、18歳で上京。
1957年、第1回東京国際版画ビエンナーレ展公募部門に「太陽と女」が初入選。
1960年、第2回東京国際版画ビエンナーレ展に「女の肖像」、「女 動物たち」、「女」3点を出品。文部大臣賞を受賞。
1962年、第3回展では東京都知事賞を受賞。
1964年、第4回展では、「夏」、「私は何も食べたくない」、「化粧する女」の3点によって国立近代美術館賞を受賞。
1965年、ニューヨーク近代美術館で日本人として初の個展「Prints of MASUO IKEDA」を開催。
1966年、第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ展版画部門で大賞を受賞。
1967年、第17回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
1977年、小説「エーゲ海に捧ぐ」が第77回芥川賞を受賞。翌年には映画「エーゲ海に捧ぐ」を制作。

著書

1970年 池田満寿夫集
1971年 七つのリトグラフ 池田満寿夫オリジナル版画集
1972年 池田満寿夫全版画作品集
1977年 池田満寿夫裸婦素描
1977年 池田満寿夫グラフィティ
1991年 池田満寿夫全版画

小説

1977年 エーゲ海に捧ぐ
1978年 楼閣に向って
1979年 シナリオエーゲ海に捧ぐ
1979年 窓からローマが見える 
1980年 私小説 わが青春の文学と性の遍歴
1980年 ズボンの中の雲
1982年 マンハッタン・ラプソディ
1984年 楽園のこちら側
1985年 ふじやまげいしゃ
1988年 女のいる情景
1991年 尻出し天使
1997年 時の乳房

投稿者プロフィール

三冬花 谷崎未来
三冬花 谷崎未来
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