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アンドレ・ブラジリエの略歴 (André Brasilier)
| 1929年 | 画家の両親のもとフランスに生まれる |
| 1949年 | パリのエコール・デ・ボザールに入学、モーリス・ブリアンションに学ぶ |
| 1952年 | フローレンス・ブリュメンタル賞受賞 |
| 1953年 | ローマ大賞絵画部門グランプリ受賞 |
| 1959年 | リトグラフの制作をはじめる |
| 1961年 | 青年画家展にて、シャルル・モレ賞受賞 |
| 1962年 | サロン・ドートンヌ等の委員に推される |
| 1969年 | 東京にて初個展 |
| 1975年 | サロン・ド・モンジュール賞受賞 |
| 1989年 | 金の木馬章（アンジュ市名誉勲章）を受章 |
ブラジリエは1929年にフランス、アンジュー地方のソミュールで生まれました。父は抽象派の画家ジャック・ブラジリエ、母はベルギー出身の画家アリス・ショーモンでした。幼少期はメニェ・ル・ビコント村で過ごし、戦時中に水彩画と油彩画の処女作を制作しました。家族の友人であった著名な建築家と両親に励まされ、画家を志しました。
ブラジリエは1952年以降、数々の賞を受賞しました。彼の作品は鮮やかな色彩と柔らかく動きを感じさせるタッチで独自性が高く、一目で彼の作品と分かります。森や馬などをモチーフに選ぶことが多く、日本の画家東山魁夷との親交もありました。フランスはもちろん、ベルギーや東京など世界各地で個展を開き、高く評価されています。