重要無形文化財『友禅』羽田登喜男作品を探しております。高価買取いたします。
友禅 羽田登喜男 明治44年生 (昭和63年認定)
大正14年 金沢市にて南野耕月師に加賀友禅を学ぶ後京都に出て曲子光峰師より京友禅を学ぶ
昭和18年 政府認定京都手描友禪技術保存資格者
昭和30年 日ソ工芸美術展出品訪問着「孔雀」ソ連政府買上
昭和36年 社日本工芸会理事
昭和51年 第23回日本伝統工芸展友禅着物「白夜」最高賞受賞(京都国立近代美術館蔵)
昭和53年 京都府美術工芸功労者表彰
昭和57年 祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」制作
昭和59年 祇園祭蟷螂山の胴掛「瑞光孔雀之図」制作
昭和61年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた本振袖「瑞祥鶴浴文様」を制作
昭和63年 重要無形文化財「友禅」保持者
友禅染めは、特有の配色やぼかし染め等で写実的な絵模様を豊かに彩る加賀友禅と華麗な配彩、雅やかな意匠を伝える京友禅とを融合させた幅広い染織技術で、糸目糊、堰出し糊などの伝統技法を駆使するものである。その緻密な作風では、主として花鳥風月に題材が求められており、明快な制作意図、簡潔で新鮮な意匠配色は充実した作域を示し、その作品は芸術的に優れるとともに手描き友禅に独自の境地を開いたものとして斯界で高く評価されている。