重要無形文化財『撥鏤(ばちる)』吉田文之作品を探しております。高価買取いたします。
撥鏤(ばちる) 吉田文之 大正4年生(昭和60年認定)
昭和5年 父の吉田立斎に撥鏤技法を学ぶ
昭和9年 第11回商工省工芸展で受賞
昭和10年 入隊
昭和21年 帰国し、撥鏤作家として独立自営
昭和37年 奈良県展で県工芸会長賞
昭和39年 第11回日本伝統工芸展初入選
昭和60年 重要無形文化財「撥鏤」保持者
父、吉田辰之助 (立斎)は、明治・大正・昭和の三代 にわたり、正倉院宝物や古社寺に伝わる漆芸等の文化財の復元や保存修理に従事し、大きな功績をあげた。その一つに長く絶えていた撥鏤の技法を復興したことが数え あげられる。吉田文之は父に漆芸全般とともに撥鍵の技法を学んだが、戦争により11年余の中断を余儀なくされ、32歳で撥鏤一筋に専念することとなる。以後、正倉院宝物の復元や装身具・香合等の現代作品への応用に 努め、軍しなど新しい技法を開拓した。