重要無形文化財『木工芸』大坂弘道作品を探しております。高価買取いたします。
木工芸 大坂弘道 昭和12年生(平成9年認定)
昭和46年 本橋玉斎に師事、その後、氷見晃堂、竹内碧外に師事
昭和47年 伝統工芸木竹新作展日本工芸会賞(優秀賞)受賞
昭和48年 社日本工芸会正会員
昭和53年 第25回日本伝統工芸展文部大臣賞(優秀賞)受賞
昭和54年 第26回日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞(優秀賞)受賞
昭和59年 正倉院宝物「紫檀木画箱」復原模造制作
平成元年 論文「紫檀木画箱の復原模造をめぐって」発表
平成8年 論文「膠について」発表
平成9年 重要無形文化財「木工芸」保持者
木工芸の制作技法の基礎を独学で習得した後、木工芸作家・本橋玉斎、氷見晃堂ならびに竹内碧外に師事し、 唐木指物等の技法を幅広く身に付けた。正倉院宝物「紫檀木画箱」の復原模造の制作に専念、その後さらに研鑽を積み、技術の練磨に努めた。指物、刳物等の造形技法に高い技量を発揮して精密さを追求するとともに、正倉院宝物の研究成果を応用した木画、木象嵌や透彫などの加飾(装飾)技法等にも技の冴えを見せる。黒柿、紫檀、朴などの各種の素材の特色を生かす優れた制作を行って多彩な作域を示している。