「奥山峰石(喜藏)」骨董品買取専門店が提供する安心できる評価と査定

査定、買取のご相談はこちらから0120-772-316買取、査定はお気軽にご相談ください。

メール・写真でのお問い合わせはこちら MAIL：santouka@tanizaki-art.com

奥山峰石の略歴　(Okuyama houseki)

昭和12年1月16日	山形に生まれる。本名：喜蔵
昭和27年	鍛金家・笠原宗峰に師事
昭和52年	鍛金家・田中光輝に師事
昭和56年	第28回日本伝統工芸展入選
昭和59年	第一四回伝統工芸日本金工展文化庁長官賞受賞社日本工芸会正会員
昭和60年	第一五回伝統工芸日本金工展奨励賞受賞
平成元年	第三六回日本伝統工芸展高松宮記念賞(優秀賞)受賞
平成6年	第二四回伝統工芸日本金工展鑑査委員
平成7年	重要無形文化財「鍛金」保持者に認定

山形県新庄市で生まれた金工作家、奥山峰石は、若いうちから鍛金家である笠原宗峰（本名：鐵雄）のもとに入門し、その後田中光輝（本名：房吉）に師事し、金属塊や板金を金槌や木槌で打ち、伝統的な鍛金技法を習得しました。それ以来、長年にわたり打物や鎚起などと呼ばれる鍛造に従事し、高度な技術を磨き、軽量で丈夫でありながらシャープで趣のある優れた造形の鍛造作品を制作してきました。特に、鍛造が困難な朧銀を用いて端麗で清々しい器物を打ち出す名手として高い評価を受けており、さまざまな銅合金製の板金を鑞付し、手間と技術を要する接合技法でも優れています。さらに、切嵌や打込象嵌、鑞流、金消などの各種技法にも高度な技量を示しています。自然の形をテーマにし、バランスの取れた配色で現代にマッチした作品を日本伝統工芸展を中心に発表し、鍛金界に新たな風を吹き込んでいます。

鍛金について

鍛金は、金属塊や板金を打って所定の器物を形作る金工の技術であり、「鋳金」「彫金」と同様に、東京美術学校が金工教育のために名付けた技法の一つです。また、「打物」「鍛造」「鎚起」「板金」「絞り」といったさまざまな呼称もあります。この工程では、金属塊や板金を金鎚や木槌で金床や当金の上で打ち延ばして加工します。赤熱した鉄材を鎚打って形作る「鍛造」や板金を表裏から打ち上げて形を作る「鎚起」、金属板を折り曲げて形を作る「板金」、そして素地から器形を打ち出す「接合」などがあります。

これまでに、正倉院などで残された「押出仏」や武具、酒器、花器、茶器、喫煙具、仏具、装飾品などが鍛金の技法で製作されてきました。鍛造品の特徴は、肉厚が薄くて軽量であり、丈夫なこと、シャープな形状が可能であること、さらに、槌目が残る面白さが楽しめることなどです。使用される材料は金、銀、銅、鉄、真鍮、赤銅、四分一などであり、特に鉄材は加工が困難な素材の一つです。

奥山峰石の買取

三冬花では、奥山峰石の作品を買い取りいたします。奥山峰石は無形文化財の指定を受け、国内外の展覧会で数多くの賞を受賞している著名な作家です。名古屋市、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県で出張買取いたします。

三冬花では奥山峰石の作品だけでなく、骨董品や絵画、掛軸など幅広い買取を行っております。東海地方にお住まいで、骨董品や美術品の買取をお考えの方は、お気軽に三冬花へお問い合わせください。

買取品目

投稿者プロフィール

三冬花　谷崎未来

東京京橋の画廊、名古屋の骨董店であわせて10年以上勤務し、20年以上、骨董品や掛け軸、美術品の買取業務に携わっております。骨董品、掛け軸、美術品の査定買取は三冬花にお任せください。愛知県(名古屋市)、岐阜県、三重県、滋賀県のお客様はお気軽にお問い合わせください。出張料、査定料など一切無料です。(※内容によってはお伺いができない場合もございます)
三冬花では価値ある美術品や骨董品を次世代へ橋渡しをする仕事をしております。

最新の投稿

• 滋賀県草津市買取実績2024年11月18日【買取事例】草津市で銀製寿老人を買わせていただきました。
• 滋賀県東近江市買取実績2024年10月1日【買取事例】東近江市で純銀の置物を買わせていただきました。
• 滋賀県東近江市買取実績2024年10月1日【買取事例】東近江市で中川浄益の花入を買わせていただきました。
• 瀬戸市買取実績　絵画2024年10月1日【買取事例】瀬戸市で二玄社の宋元明名書巨冊選を買わせていただきました。