重要無形文化財『蒟醤(きんま)』太田 儔(ひとし)作品を探しております。高価買取いたします。
太田 儔(ひとし)昭和6年生 (平成6年認定)
昭和28年 磯井如真に師事
昭和46年 香川県漆芸研究所指導員
昭和50年 第22回日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
昭和52年 石川県立輪島漆芸技術研修所講師
昭和56年 第28回日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
昭和58年 香川大学教育学部教授
昭和59年 社日本工芸会理事
昭和62年 香川県文化財保護審議会委員
平成4年 第5回MOA岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞
平成5年 紫綬褒章受章
平成5年 香川県文化功労者
平成6年 重要無形文化財『蒟醤』保持者
岡山県に生まれ、磯井如真に師事して蒟醤、存清等の伝統的な漆芸技法を習得した。竹を編んで成形した 素地に蒟醤技法で加飾する籃胎蒟醤技法を高度に体得しており、素地の造形から加飾を経て仕上げに至る一貫した制作を行う。伝統技法を基に、堅牢な二重の籃胎素地の制作に造形力を発揮し、縦、 横、斜方向に緻密な線彫りを繰り返す布目彫蒟醤技法をはじめ、蒟醤技法の彫りや漆塗りに独自の工夫を加えてその表現領域を広げ、現代感覚溢れる優品を数多く発表して高い評価を得ている。