版画のご売却をお考えでしたらお任せください。
版画作品には様々な種類があります。リトグラフ、シルクスクリーン、エッチング、有名なところですと浮世絵も木版画になります。また棟方志功をはじめ、ラッセン、ヒロヤマガタ、片岡球子、加山又造、東山魁夷、平山郁夫などの作家による版画作品は多数ございます。三冬花では各作品の価値を正確にお伝えすることができます。
リトグラフ版画とは
リトグラフ(石版)は、平らな版面を使用し、水と油がはじき合う性質を利用する平版画の一種です。1798年にアロイス・ゼネフェルダーが発明し、初めは楽譜や地図の印刷に使われましたが、19世紀にはゴヤやジェリコーなどがこの技術を用いて版画作品を制作しました。リトグラフは、彫師を介さずに描かれたままの痕跡を印刷でき、リトクレヨンや筆で自由な表現ができます。
1860年に日本にリトグラフ印刷機がもたらされ、明治時代には様々な印刷物が制作されるようになり、国内外で活躍する石版画家も登場しました。
シルクスクリーン版画とは
シルクスクリーン版画は1960年代からアメリカで発展し、アンディ・ウォーホルによってポップ・アートの象徴となりました。絹の版を使いインクを刷る技法で、現在ではナイロンやテトロンも使用されます。もともとは工業印刷に使われていたが、ウォーホルの作品により芸術表現としての地位を確立しました。シルクスクリーンは発色が鮮やかで、色を重ねることで質感を強調できます。現在も多くの作家により使用されています。
代表的なリトグラフ、シルクスクリーン作家
日本の作家
東山魁夷、篠田桃紅、加納光於、加山又造、菅井汲、村井正誠、草間彌生、奈良美智、金子國義、片岡球子、平山郁夫、有元利夫、ヒロヤマガタ、山口歴、千住博、天野喜孝、横尾忠則、森本草介、塩田千春、絹谷幸二、柳原良平、岡本太郎、藤田嗣治、吉原治良、村上隆、鶴田一郎、中島千波、鈴木英人、荻須高徳、舟越桂、斎藤清、香月泰男、三岸節子、ロッカクアヤコ、など
世界の作家
オディロン・ルドン、ベン・シャーン、リ・ウーファン、マルク・シャガール、アンディ・ウォーホール、ジョアン・ミロ、ベルナール・ビュッフェ、ジャン・ピエール・カシニョール、ジャスパージョーンズ、ジョルズ・ブラック、ジョルジュ・ルオー、アルフォンス・ミュシャ、パブロ・ピカソ、アンドレ・ブラジリエ、キース・ヘリングなど