陶芸の著名作家をご紹介
中村六郎
中村六郎(1914年2月4日 - 2004年4月11日)は、岡山県備前市伊部出身の著名な陶芸家で、「六さん」という愛称で親しまれていました。金重陶陽や北大路魯山人などの影響を受け、彼は特に徳利をはじめとする酒器を得意とし、その野性味溢れる作風と窯変によって現れる「中村家の緋色」と称される深い緋色が特徴で「酒器の神様」としても称えられています。
三代 徳田八十吉
三代徳田八十吉(本名:徳田正彦)は、石川県小松市の九谷焼作家、二代徳田八十吉の長男として生まれました。「九谷焼は、中国の山水画や狩野派の花鳥絵など、その時代に合った絵を描いてきた。現代に生きる自分にとって魅力的なのは抽象画だ」と考え、研究を重ね宝石のように煌めくグラデーション作品として発表しました。