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初代 三浦竹泉の略歴 (Miura chikusen)
1853年(嘉永6年) 京都に生まれる。本名:渡邉政吉(駒次郎) 1866年(慶応2年) 3代高橋道八に弟子入りする 1883年(明治16年) 独立して五条坂に窯を構える 1915年(大正4年)3月19日 死去
初代三浦竹泉(1854年〈嘉永7年〉– 1915年〈大正4年〉)は、京都の畳職人・渡辺伊兵衛の次男として生まれる。
本名は政吉、号を竹泉とし、三代高橋道八に師事。その後、明治16年(1883年)に五条坂で独立し、作陶を開始した。
当初は、同門の治村松雨との合作作品に「松雨竹泉」の銘を用いていたが、後に分かれ、「有声居」、さらに「篩月庵」の銘を使うようになる。
京焼・清水焼の窯元として名跡を残し、その技法と作風は後世に受け継がれた。
Shigetsuan Chikusen (Miura Chikusen I, 1854–1915)
Shigetsuan Chikusen, also known as Miura Chikusen I, was a celebrated Kyoto potter active during the Meiji period. Born in 1854 as the second son of Watanabe Ihei, a tatami craftsman in Kyoto, his birth name was Masakichi. He later adopted the art name Chikusen.
He studied ceramics under Takahashi Dōhachi III, a master of Kyoto ware, and in 1883 (Meiji 16), he established his own kiln in the Gojōzaka district of Kyoto, launching his independent career as a potter.
竹泉の特徴
竹泉は、ヨーロッパの色彩技術を磁器製作に取り入れるなど、革新的な手法で知られる進取の精神を持った人物でした。彼の努力は、京焼の改良を通じて日本の伝統工芸に大きな影響を与えました。
竹泉の技術は染付、祥瑞、吹墨、色絵、金襴手など多岐にわたり、彼の作品は多彩な技法で特徴づけられます。これらの技法を駆使して、彼は芸術性と器用さを兼ね備えた多くの作品を生み出しました。さらに、文人との交流や書画を趣味とするなど、彼の芸術への情熱は陶芸に留まらず幅広い分野に及んでいました。
また、竹泉は『和漢対象陶説』の漢訳版を出版し、陶芸に関する知識の普及にも努めました。この書籍は日本と中国の陶磁器に関する理論や技法を比較検討し、その知見を広めることを目的としています。このような学術的な取り組みも、陶芸界における彼の影響を深め広めることに寄与しました。
初代竹泉の生涯と業績は、日本の陶磁器製作における革新と伝統の融合を象徴しています。彼の先進的な発想と技術、そして文化への深い理解と愛情は、今日においても多くの陶芸家や芸術愛好家に影響を与え続けています。
三浦竹泉の系譜
初代の死後、長男の敬太郎(1882年 - 1920年)が竹泉の名を継ぎますが、5年後に早世してしまいます。
三代 竹泉(1900年 - 1990年)は初代竹泉の末子で、兄の早世とその子息が幼少だったため、1921年に竹泉を襲名します。1931年に四代に家督を譲りますが、「竹軒」と号して製作を続けました。
そして二代竹泉の長男が、四代竹泉(1911年 - 1976年)を襲名します。主に煎抹茶器を製作しました。
五代 竹泉(1934年8月31日 - )は四代竹泉の長男で、幼名は「徹」。1957年に同志社大学文学部を卒業し、日本文化史および美学・芸術学を専攻しました。父の元で修行し、1972年に竹泉を襲名。京焼の歴史研究でも第一人者の一人です。
京焼・清水焼の歴史と発展
京焼・清水焼は、京都で焼かれる陶磁器の総称であり、華麗な色絵と洗練された意匠を特徴とする伝統工芸品である。その歴史は古く、江戸時代には野々村仁清が京焼を大成し、続いて尾形乾山が優雅な雅陶を生み出し、食器製作にも革新をもたらした。その後、奥田頴川が中国や朝鮮の磁器を手本に現在の清水焼の原型となる色絵磁器を完成させ、青木木米や仁阿弥道八などの名工によってさらなる発展を遂げた。 明治以降は、諸外国の新技術を取り入れながら新たな伝統を築き、京焼・清水焼は隆盛を極めた。しかし、昭和30年代以降、多くの窯元と卸商が山科区の清水焼団地へ移転し、かつて京焼発祥の地であった五条坂周辺は窯元の減少により陶器の町としてのイメージが薄れつつある。 現在、五条坂陶器まつり(毎年8月7日~10日)が開催され、約500軒の店が出店し、多彩な京焼・清水焼の陶磁器が割引価格で販売されるなど、伝統の継承と振興が図られている。また、清水焼団地(京都駅東南約5km)には、多くの窯元や卸問屋が集まり、活気に満ちている。 さらに、泉涌寺周辺(東山区)にも窯元が集まり、静かな門前町の風情を残しつつ、京都青窯会会館では、新しい京焼・清水焼の創造に取り組む窯元の作品が展示即売されている。高級品から日用品まで幅広く揃い、現代のライフスタイルにも適応した京焼・清水焼の発展が続いている。
京都陶磁器会館
住所 〒605-0864 京都市東山区東大路五条上ル遊行前町583-1 交通アクセス ■ JR東海道新幹線・東海道本線「京都駅」より市バス「五条坂」下車すぐ ■ 京阪電車京都線「清水五条」駅下車 東へ徒歩約10分 ■ 名神高速道路 京都東ICから京都・大阪方面へ。東山五条交差点を右折100m先。約6.6km約11分
京都青窯会会館
住所 〒605-0976 京都市東山区東林町20 交通アクセス ■市バス「泉涌寺道」より徒歩5分 ■JR・京阪「東福寺駅」より徒歩10分
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