橋口五葉「女六題」の買取相場と買取実績。
名古屋市千種区で橋口五葉の木版画を買い取りました。橋口五葉の買取についてご説明いたします。
作家名 artist | 橋口 五葉 |
作品名 | 木版全6枚揃 悠々洞出版 盆持てる女 紅筆を持てる女 髪梳ける女 夏衣の女 長襦袢の女 浴後之女 |
買取相場 | ¥50,000円 |
略歴 | 明治13年12月21日生まれ。大正10年2月24日死去。42歳。 鹿児島県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は清。 |

明治・大正の木版画家。鹿児島に生まれる。
日本大百科全書(ニッポニカ)
初め霧岳、清水、翠峯と号し、
1903年(明治36)から五葉と改める。
1899年上京、橋本雅邦(がほう)に入門。
さらに東京美術学校西洋画科に入学して1905年に卒業。
同年夏目漱石(そうせき)の『吾輩(わがはい)は猫である』を装丁、好評のため以後漱石ほかの小説本の装丁にかかわる。
15年(大正4)、浮世絵商で浮世絵伝統の木版技術の保存に努めていた渡辺庄三郎の勧めにより、最初の木版画『浴女』を発表、木版画家としての活躍に入る。
版画家が下絵から彫刻、摺刷(しょうさつ)の全工程を手がけるべきとする創作版画運動の流行に抗し、彫師(ほりし)や摺師(すりし)の熟練した技術を借り、
春信(はるのぶ)や歌麿(うたまろ)など浮世絵美人画の遺産を近代的な感覚で再興させた。
代表作に『化粧の女』(1918)、
『髪梳ける女』『長襦袢(じゅばん)の女』(ともに1920)があり、ほかに風景画や花鳥画の版画も残した。満40歳で東京に没。
橋口五葉の女六題について
木版画で全6枚揃の作品になります。悠々洞出版から出ており作品は、盆持てる女、紅筆を持てる女、髪梳ける女、夏衣の女、長襦袢の女、浴後之女の六枚になります。
状態にシミ等無く、コンディション良好で全て揃っていれば50,000円の買取額となります。木版画全般に言えますがコンディションは一番重要です。

このようなシミはマイナスポイントになります。

版元のサイン

橋口五葉の買取、査定は三冬花にお任せください。
三冬花では美術品の買取、査定をしております。出張料、査定料は一切無料です。お気軽にお問い合わせください。