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上村淳之作品の買取は、三冬花にお任せください。お客様の貴重な作品に対し、適切な評価をいたします。

上村淳之の略歴 (Uemura atsushi)

1933年4月12日京都に生まれる。本名:淳
1959年京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)専攻科を修了
1980年創画会賞受賞
1992年京都府文化賞功労賞受賞
1995年日本芸術院賞受賞
2005年紺綬褒章受章
2010年平城京跡第一次大極殿内壁画制作
2011年京都府文化賞特別功労賞受賞
2020年旭日中綬章受章
2022年文化勲章受章

上村淳之は上村松篁の子として京都市に生まれ、京都市立芸術大学の名誉教授であり、元京都市立美術大学の教授・副学長を務めました。日本鳥類保護連盟奈良研究所の所長であり、奈良市に在住しています。

京都小学校の特別科学学級で伊丹十三と同級生でした。父と同様に花鳥画を描き、祖母の上村松園と共に親子三代で日本芸術院会員となっています。彼はまた、松園、松篁、淳之三代の作品を展示する松伯美術館の館長も務めています。

2013年に文化功労者、2022年に文化勲章を受章し、松園と松篁も昭和時代に文化勲章を受章しており、親子三代での文化勲章受章となります。花鳥画の第一人者として、斬新な造形と色彩感覚、独自の世界観で数多くの優れた作品を生み出しており、その作風は国内外で高く評価されています。

京都市立芸術大学の副学長として後進の育成にも力を注ぎました。また、京都市学校歴史博物館長として、地域と共に取り組んだ教育の歴史や日本画・花鳥画の魅力を発信し、京都の文化芸術の振興と教育史の継承に多大な貢献をしています。

父、上村松篁について

上村松篁(しょうこう)(1902-2001)は、大正、昭和、平成の時代を通じて京都で活躍した画家です。母である日本画家の上村松園の影響を受け、小さい頃から絵を描くのが好きで、京都市立美術工芸学校に入学し、さらに同絵画専門学校へ進みました。幼少期、絵を描くこと以上に好きだったのは金魚や小鳥を眺めることでした。6歳の時、鳥カゴから飛び出した文鳥が緑鮮やかな楓の中にいるのを見て、その美しい光景に感動し、これが花鳥の美に魅せられた最初の体験だと語っています。こうして花や鳥を生涯のモチーフとすることになり、母・松園とは異なる道を歩みましたが、母が格調高い女性像を追求したように、松篁も格調高い鳥の姿を追い求めました。

彼は鳥の写生に強いこだわりを持ち、「鳥の生活を理解しなければ、鳥は描けない」と言い、鳥の観察のためにインド、オーストラリア、東南アジアなどを旅行しました。また、奈良市郊外のアトリエの敷地に大規模な禽舎を設け、1,000羽を超える鳥を飼育し生涯観察を続けました。彼の死後、この禽舎は息子の上村淳之が管理しています。

松篁は徹底した写実の筆で格調高い作品を数多く描き、1984年に文化勲章を受章しました。母である美人画の第一人者、上村松園も文化勲章を受けており、親子二代にわたる受章となりました。リアリズムの影響を受け、徹底した写実の中に美しさを描き出すことを模索しました。アトリエには鳥小屋を設けて280種類、1200羽の鳥を飼育し日々スケッチを続けました。

上村淳之 買取実績

一宮市買取実績 絵画
【上村淳之】版画の買取実績

次世代に橋渡しする価値

骨董品や美術品の査定・買取を依頼するのは、人生の中でも大きな決断の一つです。長い年月を共に過ごし、大切にしてきた品。常にご家族の傍らにあり、我が家の歴史そのものと思える品。蔵の中に眠る、先祖代々伝わる品。こうした品を託す際、価値を感じているからこそ「この魅力を理解してくれるだろうか…」「適正な価格で買い取ってもらえる?」と考えるのは当然ですし、それを依頼する業者を選ぶのは容易ではないでしょう。

骨董品や美術品にご興味のない方にとっては、「引き取ってくれればいい」という存在かもしれませんが、実在する品である以上そこには必ず価値があり、信頼できる業者を選ぶのは重要です。三冬花はお客様の大切な品を査定し、買い取りするのにあたり、本当の価値を見きわめ、誠意をもって伝え、適正な価格をお示しすることをお約束します。そのために必要なのが知識と経験です。作品や作家、歴史的背景に関する知識、買い取りから販売までの豊富な経験があってこそ、本当の価値を見きわめることができます。修行や鑑定歴も大事ですが、常に勉強が必要なのは言うまでもありません。私自身、おかげさまで多くの経験を積んできましたが、それでもご依頼にお応えするたびに発見があり、新たな知識を得る日々です。

骨董品、美術品の世界はそれだけ深く、難しいものだと感じています。インターネットの普及で過去の落札価格や買取相場が検索できるようになり、個人売買や多店舗展開の買取店も増えました。身近になったとはいえ依然として特殊な業界でもあり、実態とかけ離れた値付け、経験の浅い鑑定士の査定が珍しくないのも事実です。フランチャイズで大規模に展開すれば、人件費や広告宣伝費、店舗運営費は大きなコストとなり、ひいては買取価格にも反映されます。「いかに安く買い取るか」という発想になるのも避けられません。

骨董品や美術品の買い取りは、極端な言い方をするとお客様の資産を削ることです。私たち業者はそれを自覚し、誠意をもって仕事をする必要があります。三冬花の使命は、その品の本当の価値をみきわめ、その価値を望む方の手元まで適切につなげること。お客様の大切な品を次の世代へつなぐ、そのお手伝いをしています。遺るべき品を後世に遺す。お客様と三冬花の出会いが、そのきっかけになればと願っています。

店舗名美術三冬花
所在地〒500-8347
岐阜県岐阜市松原町20番地松原マンション1階
TEL 058-337-9444
TEL 0120-772-316
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