北村昭斎の査定、買取は三冬花

北村昭斎(本名北村謙一)は、東京芸術大学美術学部工芸科(漆芸専攻)を卒業後、父である北村久造(通称大通)に師事し、漆芸の創作と漆工品の保存修理について指導を受けました。北村家は祖父の北村久吉(通称久斎)の時代から奈良の諸寺に伝わる宝物や正倉院の漆工品の修理に関わってきました。
特に北村大通は戦争のため長い間保管修理が行われていなかった正倉院の宝物を、終戦後の10年間で233点も修理するという大きな事業を成し遂げました。北村昭斎氏は「螺鈿(らでん)」の重要無形文化財保持者、また「漆工品修理」の選定保存技術保持者として認定されています。

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北村昭斎の略歴 (Kitamura shosai)

昭和13年1月19日漆芸家の北村大通の長男として奈良県に生まれる
昭和35年東京芸術大学美術学部工芸料(漆芸専攻)卒業
昭和40年北村大通に師事
昭和42年第14回日本伝統工芸展入選
昭和47年社日本工芸会正会員
昭和63年第五回日本伝統漆芸展日本工芸会賞受賞
平成9年第44回日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
平成10年紫綬褒章受章
平成11年重要無形文化財「螺鈿」保持者に認定
平成20年旭日小綬章受章
令和5年7月7日死去

螺鈿について

奈良時代には、唐から螺鈿技術が伝来しました。螺鈿とは、夜光貝や鮑貝、蝶貝などを模様に切って木地や漆地に埋め込んだり貼り付けたりする技法です。正倉院の宝物には、鏡の背面や鏡箱など多くの器物の装飾に使用されています。古代においては、特に夜光貝の輝きが尊重され、工芸品だけでなく、建築物の装飾にも多用されました。夜光貝は、仏の荘厳な威光を表現する素材として特に適しているとされました。現代の漆芸では、青貝の裏面に金箔や銀箔を貼ったり、彩色を施したりして微妙な色調を表現する一方で、夜光貝の厚貝をデザインの中心に用いるなど、螺鈿技法は多様な装飾技術の一つとして重要な役割を果たしています。

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