土井晩翠【どいばんすい】の鑑定・査定・買取をいたします。中部地方を中心に愛知(名古屋)・岐阜・三重は出張鑑定をいたします。
土井晩翠【どいばんすい】
明治期の詩人,英文学者。本名林吉。姓は〈つちい〉,1934年〈どい〉に改称。仙台生れ。東大英文卒。在学中《帝国文学》の編集委員となり,作品も発表。1899年刊行の第一詩集《天地有情》は世評高く,島崎藤村と併称された。滝廉太郎作曲の《荒城の月》は有名。詩集《暁鐘》《晩翠詩抄》のほか,ギリシア語原典からの《イーリアス》《オデュッセイア》の翻訳をはじめ,カーライルやバイロンなどのすぐれた訳業がある。1950年文化勲章。
《荒城の月》
春高楼こうろうの花の宴えん めぐる盃さかずきかげさして 千代の松が枝えわけいでし むかしの光いまいずこ
秋陣営の霜の色 鳴きゆく雁かりの数見せて 植うるつるぎに照りそいし むかしの光いまいずこ
いま荒城のよわの月 替わらぬ光たがためぞ 垣に残るはただかつら 松に歌うはただあらし
天上影は替わらねど 栄枯えいこは移る世の姿 写さんとてか今もなお 嗚呼荒城のよわの月
三冬花では書、掛け軸、骨董品、美術品の買い取りに力を入れております。
ご自宅にある壺や、絵画などご不要になったものに新たな命を吹き込みます。
愛知(名古屋)・岐阜・三重・中部地方には出張鑑定可能です。
鑑定・査定・買取は美術三冬花にお任せください。