「酒井田柿右衛門の買取」骨董品買取専門店が提供する安心できる評価と査定

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作家名酒井田 柿右衛門
買取価格相場1000円~2,000,000円

14代目酒井田柿右衛門の作家人生

1934年から2013年までの生涯で、佐賀県有田町出身の14代柿右衛門は、350年以上続く柿右衛門窯の長男として生まれ、当主となる運命を持っていました。

高校時代に美術部に所属し、その後多摩美術大学の日本画科に進学。

卒業後、父と祖父からそれぞれ陶芸の技術を学び、1982年に14代柿右衛門を襲名しました。

彼は職人集団の技術の見守りと育成の役割を担い、2001年には色絵磁器の分野で人間国宝に認定されました。

14代目酒井田柿右衛門の略歴 (Sakaida kakiemon)

1934年佐賀県西松浦郡有田町で13代目の息子として生まれる。
多摩美術大学日本画科で日本画を学び、卒業後に帰郷して父親に弟子入り。
1971年酒井田正名義で日本工芸会会員になり、約10年間本名で公募展や個展に出品。
1982年父の死を受けて14代目柿右衛門を襲名。
2001年重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定される。
2013年6月15日死去。

柿右衛門様式について

有田の色絵磁器は1659年頃からヨーロッパへの輸出が本格化し、生産技術が急速に進歩。1670年代には乳白色の素地に明るく繊細な絵画的構図を施した「柿右衛門様式」が確立しました。このスタイルは国内外で高評価を受け、オランダ東インド会社を通じてヨーロッパへ大量に輸出され、王侯貴族にも愛されました。1690年代まで流行し、乳白色だけでなく青味を帯びた白磁や染付の素地にも適用されるようになりました。

濁手と呼ばれる独特の乳白色の地色は、赤色の釉薬との組み合わせによって非常に映えると言われています。ふんだんに余白をとる構図の特徴から「余白の美」とも称されます。

歴代柿右衛門の歴史

酒井田円西が良質の陶土を発見した朝鮮陶工の李参平の助けを借りて現在の佐賀県有田町に移住し、息子の喜三右衛門と共に磁器を製作し始めました。喜三右衛門は17世紀前半に赤絵磁器を開発し、柿右衛門と名乗るようになります。彼は乳白色の地肌に赤色系の上絵を描く柿右衛門様式を確立し、ヨーロッパや中国の景徳鎮窯にも影響を与えました。初代柿右衛門から四代までが初期柿右衛門、五代から七代までは中期柿右衛門とされ、特に六代は中興の祖と呼ばれました。しかし、七代以降は技術的な困難から濁手の作品は作られなくなります。八代から十代は後期柿右衛門とされ、染付の磁器が主に製作されました。近代に入ると、十一代が経済的に困窮しながらも海外での出品を行い、十二代と十三代は濁手の復活を目指し、1953年に初めて濁手の作品を発表しました。濁手の製作技術は1955年に無形文化財に選択され、1971年には重要無形文化財に指定されました。

酒井田柿右衛門の買取


三冬花では、酒井田柿右衛門作品を無料で出張買取しております。愛知県(名古屋市)、岐阜県、三重県、滋賀県を含む地域で、酒井田柿右衛門作品の査定や売却をお考えの方は、お気軽にご相談ください。酒井田柿右衛門は1934年に佐賀県で13代目の息子として生まれ、多摩美術大学で日本画を学んだ後、父親のもとで修業を積み、1971年からは日本工芸会会員として活躍しました。1982年には14代目柿右衛門を襲名し、2001年には重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定されるなど、輝かしい経歴を持ちます。

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業者選びは非常に重要です。実績、評判、専門知識を持つ査定士がいるかどうかを確認し、信頼できる業者に依頼することが大切です。

当店の鑑定士は東京京橋の画廊、名古屋の骨董店であわせて10年以上勤務し、20年以上、骨董品や掛け軸、美術品の買取業務に携わっております。愛知県(名古屋市)、岐阜県、三重県、滋賀県のお客様には経験豊富な鑑定士が直接査定させていただきます。

三冬花は買取販売の専門店です

三冬花では買取したお品を、できるだけ直接お客様に小売りをさせていただきます。多くの骨董品買取業者が中間業者を介して商品を取引することで余分なコストが発生し、結果としてお客様が受け取る買取価格が低下してしまいます。しかし、三冬花では直接お客様から骨董品を買い取り、直接お客様に小売りさせていただきますので高い買取金額が可能になります。

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盗品捜査のための警察への情報提供はいたしますが、その他お客様の情報は一切漏らしません。お客様との信頼関係をもとに三冬花は運営しております。

基本の鑑定方法について

  • 作家作品の場合、その作家の特徴、個性が如実に表れているかどうかを判断します。
  • 細部を確認し、筆致、絵の具、紙質(絹布の質)等を見て、本物とどこが共通かを見ます。
  • 落款・印を確認し、本人の署名かどうか、また印は、本人が何歳頃に使用したものか(富岡鐵斎などは数十の印を使用した)を厳しく判別します。
  • 共箱がある場合は箱書を見ます。由緒ある作品なのか、また箱書の署名人の署名そのものも本物なのかどうかを判断します。
  • 明らかな贋物は、品位や風格、あるいは独特の大らかさに欠ける、などと簡単に判別のつく場合もありますが上記のようなポイントを押さえて真贋を判断します。これは掛け軸、陶磁器、刀剣、絵画等の鑑定にも共通する基本といってよいです。

※【箱書】陶磁器を収める箱の蓋や蓋裏に、極書(きわめがき)を署名・押印をしたもの。作家本人、または弟子などが記すことが多い。ただし偽物の箱書きもあり得るので注意が必要です。

よくあるご質問

骨董品の鑑定にはどのような品物が含まれますか?

骨董品の鑑定には、古美術品、陶磁器、絵画、彫刻、古文書、古い家具、装飾品、古い金属製品など、多岐にわたる品物が含まれます。年代物の品物や、歴史的、芸術的価値があるとされるものが対象となります。

鑑定にはどれくらいの時間がかかりますか?

鑑定にかかる時間は、品物の種類や状態、鑑定士のスケジュールによって異なります。簡単な査定であれば数分から数十分、より詳細な鑑定が必要な場合は数日から数週間かかることもあります。

鑑定料はいくらですか?

お客様の貴重な品物の真贋や価値を専門家が無料で鑑定いたします。この機会に、ご自宅に眠っている古い品物をお持ちください。専門家による丁寧な鑑定で、あなたの品物の価値を正確にお伝えします。鑑定料は一切頂いておりませんので、安心してご利用ください。

鑑定結果に納得できない場合はどうすればいいですか?

鑑定結果に納得がいかない場合は、別の鑑定機関や鑑定士にセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。複数の専門家の意見を聞くことで、より公正な評価を得られることがあります。

鑑定で偽物と判断された場合、どうなりますか?

偽物と判断された場合、その品物の価値は大幅に下がります。しかし、偽物であることが分かること自体が、貴重な情報となり得ます。

鑑定を依頼する際に必要なものはありますか?

鑑定を依頼する際には、品物に関するできるだけ多くの情報を提供してください。購入時の書類、品物の歴史、以前に受けた鑑定の記録などがあれば、鑑定の精度を高めるのに役立ちます。

鑑定士をどのように選べばいいですか?

鑑定士を選ぶ際には、その人の専門分野、経験年数、過去の鑑定実績、信頼性、そして所属団体や資格を確認することが重要です。また、口コミや推薦、専門家間の評判も参考になります。信頼できる鑑定士は、透明性のあるプロセスを提供し、納得のいく説明を行うことができるはずです。

骨董品の鑑定で注意すべき点はありますか?

骨董品の鑑定では、鑑定士の選定に注意することが最も重要です。また、鑑定に際しては、品物の取り扱いに細心の注意を払い、状態を損なわないようにしてください。鑑定前に品物を清掃する場合は、専門家のアドバイスを受けることが望ましいです。品物の価値を損ねる可能性があります。

骨董品鑑定の結果はどれくらいの期間有効ですか?

骨董品の価値は市場の需要と供給によって変動するため、鑑定結果の有効期間は一概には言えません。一般的には、鑑定書は3~5年を目安に更新を検討することが推奨されますが、市場が大きく変動した場合や重要な新情報が出た場合は、それより早く更新が必要になることもあります。

骨董品の価値を高めるためにはどうすればいいですか?

骨董品の価値を高めるためには、適切な保管とメンテナンスが不可欠です。直射日光や高湿度を避けるなど品物の状態を最良に保つことが重要です。また、品物の歴史や由来を正確に記録し、保管することも、その価値を証明する上で役立ちます。

投稿者プロフィール

三冬花 谷崎未来
三冬花 谷崎未来
東京京橋の画廊、名古屋の骨董店であわせて10年以上勤務し、20年以上、骨董品や掛け軸、美術品の買取業務に携わっております。骨董品、掛け軸、美術品の査定買取は三冬花にお任せください。愛知県(名古屋市)、岐阜県、三重県、滋賀県のお客様はお気軽にお問い合わせください。出張料、査定料など一切無料です。(※内容によってはお伺いができない場合もございます)
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