書道具の買取｜墨、筆、硯などの価格相場と実績

書道について

墨は中国や日本を中心に需要があり、買取価格は安定しています。価格相場は墨の種類、保存状態、市場の需要によって異なり、古墨や有名ブランドのものは高値で取引される傾向があります。

墨の買取の基礎知識と高額買取になるポイント

• 墨には様々な種類があり、品質や価値が異なります。例えば、古墨、名品墨、特殊墨、天然墨などは高価値がつきやすいです。
• 墨の状態も価格に大きく影響します。未開封・未使用品や綺麗に保存された品は高価値がつきやすいです。また、手入れが行き届いた品も価値が高いとされます。
• 墨は書画などの芸術作品に使用されるため、歴史的背景や文化的価値がある場合、価値が高くなります。例えば、ある有名な書道家が使用した墨である場合、価値が高くなることがあります。

書道具の買取相場。

品名	買取相場
古墨 金巻 康熙年製	1000円～数十万円
明～清　漢詩彫　端渓硯	10000円～数十万円
香木筆筒	200,000円～
寿山石　古印材	100,000円～
田黄石	5,000円～
北京湖筆	1,000円～
呉須赤絵鯉龍人物文机屏	30,000円～
瀛洲圖墨	20,000円～
清時代 古墨 新安胡開文墨	20,000円～
紅星牌 六尺単宣×10 書道具 画仙紙	一束10,000円

硯について

中国の代表的な硯として、端渓硯、歙州硯、洮河緑石硯、澄泥硯、松花江緑石硯、紅糸石硯があります。それぞれ産地や素材、彫刻技法などに特徴があり、美術・芸術面からの価値が高いものもあります。

• 歙州硯：蒼みを帯びた黒色で重厚さと質が特徴です。
• 洮河緑石硯：現在入手がほぼ不可能な貴重な硯で、石質は硬く、墨色も真っ黒になります。
• 松花江緑石硯：緑、黄色系の縞状の模様が特徴で、清朝期に名品が多いです。
• 紅糸石硯：宋代頃に良質の原石が枯渇したため衰退し、現存するものは少ないです。

筆について

筆は、軸と穂からなり、穂の長さや大きさによって分類されます。日本には多くの産地があり、経済産業省によって伝統工芸品に認定された産地もあります。筆は、線描筆や隈取筆、ぼかし筆、付立筆などの種類があり、それぞれの用途に合わせて使われます。

書道具の買取実績