私は23歳の時、東京の画商さんに修行にいきました。二年で退社したのち名古屋の骨董屋さんで約10年勤めました。父は美術商、祖父は古本屋、曾祖父は金属商の私が考える骨董品や美術品の上手な売り方をご紹介いたします。
結論から言いますと骨董品や美術品は専門店で相見積もりをすることが良いです。金製品や銀製品などは美術商で売った方が高い物、地金(貴金属の価値)で売ったほう良い物など分かれますので説明させていただきます。
骨董品、美術品のご売却をお考えでしたら、専門の美術商で相見積もりをして一番高い買取店を選ぶ。
世の中に買取店は多数ありますが専門(得意分野)が分かれています。なるべく専門性が高いお店を選ぶことによって買取価格が上がる可能性があります。
相見積もりをすることによって、どこのお店が良いのかが見えてきます。
- 専門店を選び相見積もりをする。
- 沢山の骨董品がある場合、なるべく1点1点査定をしてもらいましょう。
- 貴金属 → 地金屋さん 貴金属の損をしない上手な売り方
- ブランド品 → ブランド品買取店・質屋 (本物であれば御自身でメルカリ・ヤフオクなどの個人売買も良)
- 切手 → 金券ショップ(※注意※中国などの切手は値上がりしているので額面で売ってはダメです)(ヤフオク・メルカリも良)
【貴金属の値段で売ってはいけない物】
古銭の種類で銀の価格以上の価値があります。金の小判や大判も同様です。
例えば3,000gの重さがある銀瓶。貴金属の価格ですと25,000円、工芸品の価値で査定をすると10万円以上の価格になります。
銀の工芸品は貴金属の価格以上の査定になることが多くあります。銀として売るのはもったいない商品です。